芸術文化振興基金助成事業
アイルランド‐日本外交関係樹立60周年記念行事
劇団俳小アイルランド近代劇一幕物二本立て公演
「谷のかげ」「満月」
遠くて近い国・アイルランド。
詩的で浪漫的なシングと現実的で科学的なグレゴリー夫人。
現実の中の壮大さと野性的なものを描いたダイナミックさ
愚鈍なほど素朴で純真さを持った土着性と骨太な人間臭さをぜひお楽しみ下さい。
スタッフ
作: ジョン・ミリントン・シング
グレゴリー夫人
翻訳:松村みね子
上演台本・演出:松本永実子(演劇企画JOKO)
舞台美術:内山勉
照明:古宮俊昭(S.L.S)
音響:射場重明
音楽:平岩佐和子
衣裳:イカラシヒロコ
演出助手:吉田恭子、荒井晃恵
舞台監督:保坂康幸
制作:駒形亘昭
主催:株式会社劇団俳小
後援:アイルランド大使館
「谷のかげ」(ジョン・ミリントン・シング作)
山に囲まれた谷間にある侘びしい小屋。
年老いて病気がちのダンは、若い農夫マイケルと若妻ノラの不倫を暴こうと死んだふりをする。
そこへ放浪者(宿無し)が一夜の宿を求めて現れる。
彼はノラが「死体」の始末のために近所の人の助けを借りに行く間、小屋の番をする事になる。
ノラがいなくなると「死体」が起き上がり……。
キャスト
斎藤 真
勝山了介
大久保たかひろ
吉田恭子
「満月」(グレゴリー夫人作)
素性ははっきりしないが、クルーンの町の人々から尊敬されているハヤシンス・ハルヴィー。
しかしハルヴィーは俗っぽい彼等に困惑し、出来たらクルーンの町を逃げたいと思っている。
満月の夜に、狂犬が町を通り抜ける。
恐怖に恐れた町の人々の大騒ぎの中、突然クルーンに戻ってきた狂人のメリー。
クルーンの町の「正常な」住民たちとメリーのどちらが狂人なのか、
それとも一番狂っているのはクルーンの町の社会なのか?
キャスト
木村雅子(劇団昴)
大原史也(Office Artist Award)
大久保たかひろ
手塚耕一
西本さおり
荒井晃恵
北郷 良
川澄洋介
日時
3月15日(水) 19:00
3月16日(木)14:00/19:00
3月17日(金)14:00/19:00
3月18日(土)14:00/19:00
3月19日(日)14:00
※2作品同時上演致します。
※開場は開演の30分前です。
場所
日暮里 d-倉庫
東京都荒川区東日暮里6-19-7
※駐車スペースはございませんので、お車でのご来場はご遠慮頂いております。
入場料
前売り・当日とも4,000円(税込み、全席自由)